クラウドストレージ特有のデメリットとは

クラウドストレージの利点とリスク

クラウドストレージに思い出の写真を預ける方々がいます。クラウドの利点は、大量の写真データをスムーズに預けられる点です。またスマホやパソコン、タブレット端末など利用するハードウェアが不問、という特徴があります。外出先で撮影した大量の観光旅行の写真を、その場でクラウドに預け、後日自宅のパソコンにダウンロードする等の使い方が出来ます。 一方でクラウドストレージには気を付けたいデメリットがあり、例えばログインするパスワードやIDを紛失した場合、スムーズにデータの送受信が出来ません。稀な事例ではありますが、第三者にパスワードを把握されると無断でデータが削除されたり、不正利用される等のリスクがあります。そのデメリットを避けるためには忘れずにIDとパスワードをメモしておく、他人に推測され難い文字列や単語で構成する事を意識しなければなりません。

無料のクラウドストレージには制限が多い

無料のクラウドストレージは文字通り維持費が0円で使える、画期的な写真の保存場所です。ただ完全無料で使えるクラウドストレージには様々な制限があります。まず第一に長期間ログインをしていないと、保存していたデータが丸ごと削除される恐れがあります。利用するサービスによって、具体的な期間は様々ですが、長期間全く利用せず放置していると大事な思い出写真が自動的に消える可能性が高いです。

続いて無料で使えるクラウドサービスの場合、保存できるデータ量に上限がある場合がほとんどです。毎週のように大量の高画質写真データを預けると、あっという間にクラウドストレージが満タンになる恐れがあります。上限をオーバーした分は、結局手元のスマホや外付けハードディスクで保存しなければならず、思い出の写真が複数の保存場所に分散される、という状況に陥ります。